【TOEIC】無料で練習問題が解ける学習サイトを紹介
「TOEICの勉強をしたいけど、参考書を買うお金があまりない」
という方のために、今回は無料で使えるTOEIC学習サイトを紹介したい。参考書の問題をほとんど解いてしまったという人も、ぜひ活用してほしい。
①TOEIC公式ホームページ
TOEIC公式サイトでは、本番形式の練習問題を解くことができます。問題はPart1~Part7まで全てある。すべての形式の練習問題が無料で試せるので、まずはこちらを解いてみるのがよい。
②「アルク TOEIC(R)練習問題/ミニ模試」
アルクによるTOEICの練習問題。実際の試験に近い練習問題を無料で公開している。「TOEIC問題毎日トレーニング」では、日替わりで問題が更新されるから、飽きずに学習が続けられる。
③ 「英語リスニング無料学習館」
リスニング用の練習問題に特化したサイト。問題数の多さがポイントで、TOEIC以外のリスニング教材も充実している。
④ 「英語学習お助けサイト」
Part 5対策にはこのサイトがおすすめ。Part 5の文法問題に焦点を当てており、日替わりのミニテストと文法問題用ミニテストが用意されている。Part 5の文法問題が苦手な人は、こちらのサイトを利用してみるとよい。
無料で使える練習問題サイトを有効に活用して、TOEICの得点アップにつなげてほしい。
TOEIC Bridgeの特徴を紹介!
「TOEIC」と名の付く試験は複数ある。最も受験者が多く、広く知られているのはTOEIC Listening & Reading Test。
ほかにTOEIC Speaking & Writing Testsなどがあるが、TOEIC Bridge(TOEIC Bridge Listening & Reading Tests)という試験を知っているだろうか。
普通のTOEIC(TOEIC Listening & Reading Test)と違い、TOEIC Bridgeは「英語学習初級者から中級者を対象とした、日常生活における活きたコミュニケーションに必要な”英語で聞く・読む能力”を測定するテスト」だ。
ここでは、TOEIC Bridgeの特徴を紹介していく。TOEIC Bridgeってどんなテスト?と気になる方はぜひ読んでほしい。
TOEIC Bridgeの特徴
TOEIC Bridgeの特徴を以下にまとめた。TOEICよりもボリュームをコンパクトに、内容も易しくしたのがTOEIC Bridgeと捉えるとイメージしやすいと思う。
■試験時間
リスニング 約25分
リーディング約35分
■問題数
リスニング 50問
リーディング50問
■スコア
30〜100点(1点刻み)
■解答形式
■開催日程
年4回 (13都市 )
■受験料
4,950円(税込)
TOEIC BridgeはTOEICと比較すると時間が短く、問題数も少ない。
次に、問題の内容を見ていこう。
まずはリスニングから。
■Part 1:画像選択問題 6問
句や文を聞いて、4つの絵の中からその句や文を最もよく表す絵を選ぶ。
■Part 2:応答問題 20問
質問や発言を聞いて、4つの選択肢の中から、応答として最も適切なものを選ぶ。
■Part 3:会話問題 10問
2人の短い会話を聞いて、会話に関する2つの設問に4択で解答する。
■Part 4:説明文問題 14問
短いメッセージやお知らせを聞いて、その内容に関する2つの設問に4択で解答する。
形式はTOEIC BridgeもTOEICも似ているが、TOEIC Bridgeの方が問題数が少なく、比較的易しい設問が多い。
次にリーディングパート。(TOEIC BridgeのPart1~3は、TOEICのPart5~7に相当)
■Part 1:短文穴埋め問題15問
1カ所空所が入った文を読んで、空所を補うのに最も適切な語句を4つの選択肢から選ぶ。
■Part 2:長文穴埋め問題15問
語や句、または文が3カ所抜けている文章を読んで、それを完成させるのに最も適切な選択肢を4択で選ぶ。
■Part 3:読解問題 20問
1つの文章を読んで、それに関する2つか3つの設問に解答する。
リーディングについても、TOEIC Bridgeの方が問題数が少なく、また形式もシンプル。問題数が少ないだけでなく、試験中に読む必要がある文章量もTOEIC Bridgeの方が圧倒的に短い。
日本ではTOEIC L&Rテストが就活や転職、昇進の条件として挙げられることが多い。
しかし、キャリアアップの手段としてTOEICのスコアが欲しいのではなく、自分の英語力の測定に使いたいという場合には、TOEIC Bridgeの受験もおすすめだ。
【英会話】相手の発言が聞き取れなかった時の対応フレーズ
英語で話をしていて相手の発言が聞き取れなかったとき、どのように対応しているだろうか?
今回は、相手に聞き返すときに使える英語フレーズを紹介したい。便利なのでぜひ覚えて使ってみてほしい。
① Excuse me?
アメリカ英語の口語表現では非常によく使われる。Excuse me?(⤴)のように、語尾を上げるようにしよう。
② Sorry?
Excuse me?と同じように使われるのがこのSorry?。フォーマルな場面など、Sorry?よりも少し丁寧に聞き返したいときはI’m sorry?が便利。
③ Could you please say that again?
Could you please say that again?「もう一度言っていただけますか?」は、フォーマルな場面に使えるフレーズ。
④ Could you speak (a bit) more slowly, please?
相手の英語が速すぎて聞き取れないときには、Could you speak more slowly, please?を使ってみるとよい。
⑤ I can’t hear you (very well).
これは電話やスカイプなどで会話をしている時に、「相手の言ってることが聞こえない」場合に使える表現。I can’t hear you clearly.と言ってもよい。
相手の発言が聞き取れないときは、わかったふりをせずにちゃんと確認することが大事だ。聞き取れないときはぜひ上記のフレーズを使ってみよう。
【TOEIC】リーディングセクションのおすすめの時間配分を紹介
TOEICリーディングセクションは75分間なので、各パートにどれくらい時間をかけるのかという時間配分が大事だ。
Part 5-7それぞれの時間配分の目安は下記の通り。
Part5 短文穴埋め問題(30問):10分以内
Part6 長文穴埋め問題(16問):8分以内
Part7 読解問題(54問) :54分以内
普段模試を解くときも、時々時間を確認して、ペースが適切かどうかをチェックするようにしよう。
TOEICスコア800点以下の人のなかには、時間切れになって100問すべてを回答できない人が多いはず。そうなると、本来自分の実力なら解けるはずだった問題に解答できず、スコアを上げることができなくなる。
そういった方は、解答に時間がかかるPart 7のNOT問題は解かずに次に進むのもありだ。難しい問題に時間をかけるよりも、「確実に解ける問題をできるだけ多く解く」ほうが、結果的にスコアは高くなる。
それでも時間が足りない…という人は、普通の鉛筆やシャープペンシルではなく、マークシート用のシャープペンシルを使おう。
TOEICは200問あるので、200回マークを塗りつぶす必要がある。仮に1問塗りつぶすのが0.5秒短縮できるとすると、200問で200×0.5=100秒。筆記用具を変えるだけで、100秒も短縮できる。
これは誰でもできる時短テクニックなので、すぐに試してみてほしい。
ビジネス英語の勉強に役立つアプリを紹介
ビジネス英語を身につけるための方法としては、書籍でフレーズを覚えたり英会話学校で学んだりなどがある。しかしアプリを使った学習も、ちょっとしたスキマ時間に勉強できるので、効果的だ。
今回はビジネスで使える英語を学習できるアプリを紹介したい。
1. アプリでビジネス英会話を学ぶメリット
まずはアプリで学ぶメリットを簡単にまとめる。メリットは主に次の3つ。
①場所、時間を問わず学習できる
②学習コストが抑えられる
③継続しやすい
①場所、時間を問わず学習できる
アプリならいつでもどこでも英語の勉強が可能。忙しいビジネスパーソンは、英語学習に時間を割くことが難しいが、アプリを使えば通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を有効に活用することができる。
②学習コストが抑えられる
英会話教室に比べて低コストで学習できる。無料のアプリもあるので、英語の学習にあまりお金をかけられないという方におすすめ。もちろん有料のものや月額制のものもあるが、それでもテキスト数冊分の料金で学べるものが多いので、費用対効果は良い。
③継続しやすい
英語学習アプリはゲーム性が強く、楽しみながら勉強できるので、継続しやすい。英語学習は習慣化がポイントなので、まずはアプリを活用して勉強を始めるのもおすすめ。
2. ビジネス英語の学習におすすめのアプリ
ビジネス英語の学習におすすめのアプリがこちら。まだまだたくさんあるが、今回はひとまずこれらを紹介したい。
①スタディサプリENGLISH【ビジネス英語コース】
②POLYGLOTS
③LissN
④TOEIC presents English Upgrader
⑤NHK WORLD RADIO JAPAN
①スタディサプリENGLISH 〔ビジネス英語コース〕
スタディサプリENGLISHには「日常会話編」や「ビジネス英語コース」がある。ビジネス英語コースは、月額2,980円(税抜)でビジネス場面で使えるフレーズを身につけられるアプリだ。
1回のレッスンが3分程度なので、通勤中でも勉強が可能。
月額制である分、講座の質と機能性は高い。英語初心者から上級者まで、ビジネス英語を学ぶ全ての人におすすめです。
② POLYGLOTS
総合的な英語力を鍛えるなら「POLYGLOTS」もおすすめ。リーディングや単語だけでなく、リスニングや発音もこのアプリで練習可能。アプリではめずらしいライティングのレッスンも受けられます。
無料プランもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。
②LissN
「LissN」は日本経済新聞が運営している英語学習アプリ。日経グループの英語記事と音声で、リーディングとリスニングを鍛えられる。
日経新聞の記事なので、ビジネス英語を学ぶには非常に最適。ビジネスシーンでよく使われるボキャブラリーの学習ができる。料金は月額600円から。
④TOEIC presents English Upgrader
ビジネス英語の勉強としてTOEICを受ける方には「TOEIC presents English Upgrader」がおすすめ。TOEICの問題の対策やフレーズの紹介、リスニングのトレーニングが可能。
テスト日のスケジュールの確認もアプリから可能なので、TOEICを受験する方なら入れておくと役に立つアプリ。
⑤NHK WORLD RADIO JAPAN
ラジオを聞く感覚で英語を勉強したいなら「NHK WORLD RADIO JAPAN」がおすすめ。日本のニュースを英語の音声で聞くことができます。
日本に関連するニュースがメインなので、理解しやすい題材を通して英語を学ぶことができる。また1回の放送が15分程度のため、短い時間でもサクッと英語学習が可能。
働きながら英語を勉強するのはなかなか難しいが、アプリをうまく活用してビジネス英会話を身につけよう。