【TOEIC・英検】効果的に熟語を覚える方法
「熟語がなかなか覚えられない・・・」と悩む方は多いと思う。
TOEICや英検の書籍には熟語が収録された単語帳がたくさんあるが、効果的な覚え方まで解説してくれているわけではない。
「どうやって覚えればいいのかわからない」という人のために、おすすめの熟語の勉強法を紹介したい。
1. 熟語の特徴(覚えにくい原因)
熟語が単語に比べ覚えにくいのは、似ている熟語が多いのが原因だ。
例えば「take」を使った熟語には
・take off =(服など)を脱ぐ、離陸する
・take over =(仕事や役割)を引き継ぐ
・take in = ~を取り入れる
などの熟語が作れる。このように前置詞が違うだけで同じ単語を使った熟語がたくさんあるので、覚えるのに苦手意識を持つ人が多い。
2. おすすめの熟語の覚え方
英熟語を覚えるためのおすすめ勉強法は以下の2つ。
①前置詞の意味を押さえる
②実際に自分で使ってみる
① 同じ単語を使った熟語は、前置詞の意味から攻める
「動詞+前置詞」の熟語の場合は、前置詞の意味に着目して覚えるとよい。
さっきのtakeの例だと
take off =(服など)を脱ぐ、離陸する
「off」 のイメージは「分離」。何かから完全に離れているというイメージをもつ語のため、このような意味になる。
前置詞のイメージをしっかり理解できれば、熟語を丸暗記しなくても大体の意味を理解できるようになる。
前置詞のイメージは文法書やネットで検索すれば色々出てくるので、まずは基本的な前置詞(inやofなど)から学ぶとよいだろう。
② 実際に自分で使ってみる
覚えたい熟語を使って英文を作るのもおすすめ。自分に関連性のある内容にするとより熟語が覚えやすくなるし、文を作ることで熟語の使い方(語法など)を確認にもなる。
文を作るときは、あまり長い文を作らないようにするのがポイント。できるだけ短い文の方が記憶に定着しやすくなる。
熟語は日常会話やニュース記事など、いろんな英文に登場する。熟語の学習は4技能の全体的な向上につながるので、効率よく覚えていこう。
【TOEIC L&Rテスト】当日のルーティン(行動)を紹介
TOEIC L&Rテストは日曜日の13時から始まるが、個人的にテスト開始までの当日のルーティンを決めている。
スポーツ選手と同じように、試合中(テスト中)が最も良いコンディションにするための行動であるが、このルーティンは人によってさまざま異なる。
以下は私がやっている当日の行動だ。
9:00~10:00:起床
試験は13時からなので、3時間前には起きるようにしている。
バナナなどの朝食を軽めに取り、脳を活性化させる。
11:15~12:30:家を出発~会場到着
初めての会場の場合は、少し早めに家を出るようにしている。
移動中は、すでに解いたことがあるPart 2の問題を聞いている。Part 2はテキストを開かなくても音声だけで問題に解答できるので、聞き流しをせずに、音に意識を向けながら聞くようにしている。単語帳などで新しく単語を覚えるようなことはしない。
12:30~試験開始:問題を解く流れをイメージする
・リスニングセクションのDirectionが流れているときはPart 3、4を先読みする
・Part 5は13:55まで、Part 6は14:05までに解く
など、試験中のタイムマネジメントや解く流れをあらためて頭の中で整理しておく。
試験中にあれこれ考えると焦ってしまうので、簡単にでも流れを整理しておくと意外とリラックスできるのでおすすめ。
上記の流れを、毎回やるようにしている。
いくら十分に勉強して対策したからと言っても、当日はどうしても多少の緊張感は出てくる。持ち物は前日に用意をしておく、当日の天気予報を確認しておくなど、とにかく当日に「焦る」ということをできるだけ避けるようにしている。
当日のベストなルーティンは人によって異なるので、自分に合ったやり方を、色々試してみて見つけてほしい。
【気軽にできる】おすすめの英語学習アプリ紹介
「スマホで気軽に勉強したい!」
「電車の中でも英語学習がしたい!」
そんな方におすすめなのが英語学習アプリ。スマホ1台で、いつでもどこでも簡単に勉強をする点で非常に魅力的だ。
しかし、英語を勉強できるアプリは種類が豊富で選ぶのが大変。できれば自分に合ったものを使って効率よく学習したほうがいい。
そこでこの記事では、英語学習アプリで学習するメリットと、おすすめの英語アプリを紹介する。気軽にできるアプリを中心に集めてみた。
duolingo
引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.duolingo&hl=ja
世界的な人気を誇る語学学習アプリ「duolingo」。ゲーム感覚で英語を練習できることで人気だ。このアプリで文法からリスニング、英会話のスピーキングまで幅広く学習することができる。
超初心者からでも利用できるとレビューでも高評価なので、英語に自信がない方でも安心。また、学習前に目標設定とレベルテストがあるので、自分に最適な学習スケジュールとレベルで学習を始めることができる。
有料版に登録すれば、広告なし、オフライン利用可という特典が付きますが、無料でも十分に利用できる。英語初心者の方、ゲーム感覚で英語を勉強したい方におすすめのアプリ。
mikan
引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=link.mikan.mikanandroid&hl=ja
英単語学習に特化したアプリが欲しい方には「mikan」がおすすめ。TOEICや大学受験など目的に合わせて頻出の単語を学習できる。
使い方は非常にシンプルで、英単語に対し適切な意味を4択から選んでいくというもの。機能がすっきりとしていて使いやすいのが特徴。無料版をダウンロードするだけでも十分ですが、より機能の充実した有料版のmikan PROを利用することも可能。
また、間違えた問題や解答に時間がかかった問題はアプリが記録し、これからの学習に反映してくれるので、苦手な単語の復習が簡単に行えるのが良い。単語に特化した学習がしたい方にはぜひ「mikan」をお勧めしたい。
iKnow!
引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cerego.iknow&hl=ja
豊富なコンテンツからシーンに合わせて講座を選べるのが特徴の「iKnow!」。英会話コースはもちろん、海外旅行コースや英検コース、ビジネス英語コースなど200を超えるコンテンツから興味のあるものを選んで学習可能。
有料ですが、お試し登録で無料体験ができる。まずは自分の勉強スタイルに合うかを確認してみるとよいだろう。
また、脳科学に基づく学習サポートがあることも魅力のひとつ。適切なタイミングで復習を促してくれるので、英会話に必要な語彙力を、効率よくアップさせることができる。
TED
引用:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ted.android&hl=ja
世界の有益なプレゼンが無料で聴けるTED。ほとんどのプレゼン動画が英語なので、英語上級者の方であれば、英語学習としても利用できる。
いったん動画をダウンロードしてオフラインで再生することも可能なので、Wi-Fi環境下でダウンロードしておけば、通信量の心配も不要。
ただし、英語初心者の方で、英語力や語彙力がまだあまりない方には、少しハードルが高いかもしれない。
アプリには字幕機能があるので、リスニングだけでは分からない単語や熟語、聞き取れないフレーズがあっても問題ない。また、トピックがたくさんあるので、自分の興味のあるトークを選ぶことができ、飽きることなく英語に触れることができる。
以上、気軽に英語学習ができるアプリを紹介した。ほとんどのアプリがiPhoneとAndroidの両方に対応しているので、気になるアプリがあれば、ぜひダウンロードして利用してみてほしい。
【モチベーション維持】これまでやってきた英語学習方法&媒体
英語を身につけるための学習では、いかに「モチベーションを維持し続けるか」が重要だと思っている。
英語の勉強をしているけれど、なかなか思うような成果が上がらないときは、やる気もなくなってしまう。
今回は、英語学習のモチベーションを維持するために個人的にこれまでにやってきた英語の学習方法・媒体を紹介したい。
オンライン英会話教室
オンライン英会話は自分の好きな時間に学習ができるのが良い。スピーキング能力を伸ばしたい人は、低価格でアウトプットの機会をもてるオンライン英会話教室がおすすめ。クラスがレベルに分かれている場合は、自分の実力に合ったクラスを設定しないと、難し過ぎて(あるいは逆に簡単すぎて)続かない。
学んだ英語フレーズを使用してネイティブスピーカーの講師との会話が成り立つときはうれしい。続くかどうか自信のない人は、まずは無料体験レッスンを受けてみることをおすすめする。
英文添削
中・上級レベルの人は、英文添削のサービスを受けるのもおすすめ。さまざまな課題にそって英文を作成し、講師が丁寧に添削し迅速にフィードバックしてくれる。
間違いを指摘するだけではなく、細かなニュアンスの違いや複数の言い回しを解説してくれるので、表現の幅が広がった。ライティングの練習をしていると、自然と語彙も増えてくるため、英会話にも自信がもてるようにもなった。
海外ドラマ
海外ドラマを見るとなるとHuluやNetflixの動画配信サービスが有名か。
便利海外ドラマは、1話が20~30分と短いものが多く展開が早いので、飽きずに見ることができる。
初心者は英語音声と日本語字幕で、まず内容を理解するといいだろう。続いて英語字幕で見直し、カギとなる単語や発音を調べると理解度がさらに深まる。
気に入ったドラマは何回も繰り返し見てきたが、次第に表現を勝手に覚えるようになっていった。
余裕があれば、字幕なしで見たりシャドーイングの練習をしたり、気になるセリフをメモしたりして実践で使ってみるとよいかと思う。
英字新聞
英字新聞をさまざまな時事ニュースを取り扱っているので、日常的に読めば語彙力アップにつながる。
紙の新聞は、1面を広げて読めるので文脈や前後関係が把握しやすいという利点があるが、読みなれていない人は、Webやアプリを活用したほうがわからない単語を調べるのに便利だと思う。
英字新聞は大学生の時に初めて読んでみたが、今もスキマ時間に、興味のあるトピックだけでも読むようにしている。
英語学習は地道な努力が必要だが、続かなくては意味がない。興味のあること、楽しいことを学習に取り入れて、少しずつでも英語に触れ続けることが大事だ。
【英語学習】ビジネス英語の習得に「文法知識」は必要か?
ビジネス英語を勉強したいと考えている方の中には「ビジネス英語に文法は必要?」「必要ならどうやって勉強すればいいの?」そんな悩みを持つ方も多いと思う。
結論から言えば、ビジネス英語を勉強するときも文法の学習はすべき。私は仕事柄、英語で会議やメールのやり取りをする事も多く、学生時代から英語学習を続けているのだが、文法知識がないと勉強の効率が落ちるのと、表現の幅も広がっていかないと実感している。
ビジネス英語を勉強するときに文法知識が必要な理由 :
・学習効率がアップする
・表現の幅が広がる
・コミュニケーションがスムーズになる
この3点について、もう少し詳しく説明したい。
学習効率がアップする
文法知識があることで、英語学習全体の効率がアップする。文法知識が抜けていると、テキストの解説を見たときに理解するまでに時間がかかり、また文法用語が出てくるたびにいちいち調べていたら集中力が持たない。
例えば、リーディングの勉強をしているときに、関係代名詞が分かっていないと、「なんで文の途中に疑問詞が出てくるのだろう?」とか「文に2つの動詞が出てきて、どう訳せばいいのか分からない」などスムーズに読んでいくことができなくなる。
文法の理解があれば、難しい英文を読む際も単語のチェックだけをすれば意味がわかるので、サクサク学習していくことができる。これはリスニングやスピーキング、ライティングも同様。
そのため、問題演習や単語学習よりも、文法の勉強から始めることが、英語上達への近道になる。
表現の幅が広がる
文法知識が豊富であれば、言いたいことをより細かく説明できるようになるので、表現の幅が広がる。
例えば、「He is my father.(彼は私の父です)」という文も、関係代名詞の知識があれば「He is my father who is very kind.(彼はとても優しい私の父です)」となり、「とても優しい」という情報を付け加えることができる。
このように文法の理解があることで、伝えたいことをより詳しく相手に届けられるようになる。
コミュニケーションがスムーズになる
コミュニケーションにも文法は大きく関わっている。会話の中ではさまざまな文法知識が使われ、知識がないと相手の言いたいことが理解できなかったり、見当違いの返答をしてしまったりという事態が起こってしまう。
例えば、相手が「It was he that made the project a success.(彼がそのプロジェクトを成功させた)」と言ってきた場合、相手が強調しているのはどの情報だろうか?
これは強調構文を使った表現で、話し手は「彼」を強調している。この文法が理解できていれば、返答には「彼」に関連した質問や返答をすべきだ。
このように文法が分かっていれば相手の発言の意図が理解でき、コミュニケーションをスムーズに進めることができる。
ビジネス英語を学ぶ上では上記3点がポイントになる。まずは中学レベルの必要最低限の英文法を押さえて、スピーチや電話、メールなどで使えるビジネス英語表現を使えるようにしよう。